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漢方は「証」で診る

証とは

一般的には「体質や体調」のこと。
漢方医学では体質を、『先天的な一生変わらないものだけではなく、年齢、環境によって変化するもの』と、とらえます。

漢方では病名を決めて治療をはじめるのではなく、その「証」を見極めて、治療方法を決定します。がっちりタイプかほっそりタイプか、顔色はよいか…体質、症状などを組み合わせて「証」を判断します。漢方では、治療にあたって、「証」を重視します。
「証」により、同じ病気でも薬が違う「同病異冶」、病気が違うのに薬が同じ「異病同冶」なことも多々あるのです。

実証・虚証とは

証のひとつの分け方に「虚・実」があります。これは体力や抵抗力の程度を示すものさしです。体力や抵抗力が充実している人を「実証(じっしょう)」、体力がなく弱々しい感じの人を「虚証(きょしょう)」、どちらにも偏らずバランスのとれた理想的な状態を「中間証」と言います。

実証
(じっしょう)
  • 体力がある
  • 胃腸が丈夫
  • 無理がきいて食欲旺盛
  • 元気いっぱいで多少のことでは疲れない
  • 血色がよい

*一般的に、赤ら顔で見た目も体格がよく、がっちりした体つきで丈夫なタイプ

中間証
(ちゅうかんしょう)

実証(じっしょう)・虚証(きょしょう)、どちらにも偏っていないバランスのとれた理想的な状態。
(漢方の目的は、体質を中間証にもっていくことにあります。)

虚証
(きょしょう)
  • 体力がない
  • 胃腸が弱い
  • 小食
  • 疲れやすい
  • 顔色が青白い

*一般的に、痩せ型、色白の虚弱タイプ。





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