つらい花粉症から解放されるために!花粉症に対する漢方薬の効果を解説
2025.06.23
つらい花粉症…なぜ毎年繰り返すの?
春になると「また来た…」と感じるくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ。
毎年耳鼻科や市販薬で対策しているのに効果を実感できない…。
そんな悩みを抱えている方は多く、特に30代後半の女性は、仕事や家事、育児などで忙しく、体調管理も後回しになりがちです。
少しの症状でも不快感は大きく、ひどいときには集中力が落ちたり、眠れなくなったり、日常生活に支障をきたすことも。
いろいろと対策はしているけれど、なかなか治らず「毎年のこと…」とあきらめていませんか?
花粉症とは
スギやヒノキなどの植物の花粉が原因で起こる「アレルギー性鼻炎」のひとつです。
「アレルギー性鼻炎」はなぜ起こる!?
私たちの身体は、ウイルスや細菌などの異物を排除しようとする「免疫」の働きを持っていますが、この免疫が本来無害であるはずの花粉にまで過剰に反応してしまうことで、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみといった不快な症状を引き起こします。
このような過敏な免疫反応を「アレルギー」と呼びます。アレルギー体質になる背景には、生活習慣の乱れ、食事、ストレス、冷え、睡眠不足などが影響し、体のバランスが崩れることが関係しているといわれています。
だからこそ、表面的な症状だけを抑えるのではなく、身体の内側=体質そのものにアプローチすることが重要になります。
症状を抑えるだけじゃない!体質改善漢方
今、花粉症でお悩みの方に注目されているのが、漢方の力で体質改善を目指す新しいアプローチ!
身体の中から整える「漢方」という選択肢です。
今年こそは、花粉症・鼻炎の悩みを改善して、スッキリ快適な生活を手に入れましょう!
毎年のつらさから抜け出すために、体質そのものを見直してみませんか?
漢方の基本は「気(き)・血(けつ)・水(すい)」のバランス
漢方医学では、身体を構成する基本要素として「気(き)・血(けつ)・水(すい)」の3つがあると考えられています。
■ 気:身体を動かすエネルギー。免疫力や内臓の働きにも関係します。
■ 血:血液そのもの。全身に栄養や酸素を運ぶ働きがあります。
■ 水:血液以外の体液(リンパ液や涙、鼻水など)。体内の潤いを保ちます。
この3つはお互いに影響し合っており、バランスが崩れることで、さまざまな不調や病気の原因になるとされています。
花粉症は「水毒」による不調のあらわれ
アレルギー性鼻炎の一種である花粉症も、「気・血・水」のバランスが崩れた結果として起こると漢方では考えます。特に問題となるのが、「水(すい)」の巡りが悪くなってしまう「水毒(すいどく)」の状態です。
水毒になると…
「鼻水が止まらない」「鼻づまりがひどい」「 目がかゆくて涙が止まらない」
これらの症状は、体内に不要な水分が滞り、本来排出すべきところにうまく出せずにあふれてしまっている状態です。
副作用の少ない自然なアプローチ
西洋医学では、抗ヒスタミン薬やステロイド薬などを使ってアレルギー反応を抑えます。即効性はありますが、眠気やだるさ、口の渇きといった副作用が出ることも。
一方、漢方薬は体質そのものを整えていくことを目的としています。症状を一時的に抑えるのではなく、アレルギーを起こしにくい体質に変えていく根本的な治療が可能です。
今年こそ漢方で体質改善を
花粉症は、ただの「鼻炎」ではなく、身体の中からのサインです。症状を一時的に抑えるだけでは根本的な解決にはならず、体質そのものの見直しが必要です。
そこで注目されているのが「漢方薬」という選択肢。
「なんとなく効いてない気がする」「毎年同じことの繰り返しでうんざり」
そんな方にこそ、体質に寄り添いながら改善を目指す漢方薬がおすすめです。
そして、花粉症やアレルギー性鼻炎の攻略において本当に重要なのは、「予防」「症状の改善」「カラダの強化」の3つの視点です。
●症状を未然に防ぐ「予防」
●出ているつらい症状に対処する「症状の改善」
●そもそも症状が出ない身体をつくる「身体の強化」
この3方向からしっかりアプローチすることで、症状を軽減するだけでなく、将来的にも鼻炎やアレルギーに悩まされない身体づくりが可能になります。
特に、スギ花粉など強いアレルゲンが飛散する花粉シーズン前からの対策は、症状を大きく左右する重要なポイントです。
今や「国民病」とも言われる花粉症。
毎年つらい思いをしている方も多いのではないでしょうか?
漢方薬は、症状を和らげるだけでなく、生活習慣(養生)とあわせて体質改善を目指すことができる自然な選択肢です。
代表的な漢方薬5選と選び方【専門家推奨】
花粉症は「鼻水・くしゃみ・鼻づまり・目のかゆみ」などのつらい症状を引き起こしますが、漢方ではこれらの症状の背景にある体質の乱れ(気・血・水のバランス)にアプローチすることで根本改善を目指します。
また、漢方薬は抗アレルギー薬などと異なり、服用後に眠気や口腔内の乾燥といった副作用が出にくいのも特徴です。
そのため、日中の仕事や家事への影響を気にする方にも安心して取り入れやすい治療法といえます。
ここでは、花粉症の症状や体質タイプに合わせて選ばれる代表的な漢方薬5種類をご紹介し、それぞれの特徴や選び方も解説します。
小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
「水っぽい鼻水」「くしゃみが止まらない」人に
即効性があり、アレルギー性鼻炎の定番。冷えやすい人にも◎
●鼻水・くしゃみが多いタイプの花粉症に
●「水毒」をさばき、過剰な分泌を抑える
●朝の症状が強い方や、冷たい風で悪化するタイプにおすすめ
葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)
「鼻づまり」「頭が重い」人に
風邪っぽさが残っているような重だるさや、鼻の通りをよくしたいときに
●鼻が詰まって息苦しい
●花粉症による頭重感や肩こりにも
●体力のある人向け。少し汗ばむような作用も
荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)
「肌荒れ」や「ニキビ」も気になる人に
花粉症+肌のトラブルに。体内にこもった熱を外に出す処方
●鼻炎に加えて、吹き出物や肌トラブルもある方
●体の内側にこもった「熱」や「毒」を出す
●比較的体力がある方に向いています
五苓散(ごれいさん)
「むくみやすい」「水分代謝が悪い」人に
全身の水の巡りを整える。体が重だるい、天気で悪化するタイプに
●鼻水・めまい・むくみなど水分過多の不調に
●天気や湿度によって悪化するタイプの花粉症にも
●利水(体の余分な水を排出)作用があり、疲れにくい体づくりをサポート
オーダーメイド漢方薬
「市販薬では改善しにくい」「いろいろ試したけれど合わない」方に
専門家による体質診断で、あなたにぴったりの処方を提案
赤玉漢方薬局では、漢方専門薬剤師が丁寧なカウンセリングを行い、
お一人おひとりの体質・症状・生活環境を考慮して処方を調整します。
同じ花粉症でも「鼻水タイプ」「鼻づまりタイプ」「肌トラブル併発タイプ」など原因や体質は様々。
そのため、個別の状態に合った漢方薬でなければ十分な効果が得られにくいとされています。
オーダーメイド漢方は、体質改善と根本治療を目指す方におすすめです。
● 赤玉漢方薬局
IERU by AKADAMA HEARBAL MEDICINE LAB.
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