子どものアレルギー体質、漢方薬って本当に効くの?子どものアレルギー体質に悩むママへ
2025.08.23

■お子様のアレルギー体質、尽きない悩みに胸を痛めていませんか?
繰り返す症状、毎日の食事やケアへの気遣い、そして「いつか治る」と言われながらも消えない不安。そんなお母さんの心に、漢方薬という選択肢があります。漢方薬は、お子様の「治ろうとする力」を引き出し、アレルギーに負けない身体づくりを根本からサポート。お一人おひとりの体質に合わせてバランスを整えることで、症状を一時的に抑えるのではなくアレルギーが出にくい身体へと導きます。お子様の健やかな未来のために、そしてお母さんが笑顔でいられる毎日のために。今こそ、東洋医学の知恵を取り入れてみませんか?
■アレルギーと漢方薬の基礎を解説
♦アレルギーとは何か?
アレルギーとは、私たちの身体が特定の物質(アレルゲン)に対して過剰な免疫反応を起こしてしまう状態を指します。本来、身体を守るはずの免疫システムが、無害なものにまで反応してしまい、様々な不快な症状を引き起こします。代表的なアレルゲンには、花粉、ハウスダスト、ダニ、食物(卵、牛乳、小麦など)があります。症状としては、皮膚のかゆみや湿疹(アトピー性皮膚炎)、くしゃみや鼻水(アレルギー性鼻炎)、咳や呼吸困難(気管支喘息)などが挙げられます。この反応は、何度も繰り返されるうちに身体に「記憶」として残り、次第に症状が悪化・慢性化しやすくなるのです。
♦なぜアレルギーが起こるの?
アレルギーは、本来なら無害なもの(花粉・ハウスダスト・食べ物など)に、免疫が過剰に反応してしまう状態です。特に近年、お子様のアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、花粉症、食物アレルギー、喘息といった症状で悩むご家庭が増えています。
♦漢方医学から見たアレルギー
漢方医学では、アレルギーは外からの刺激だけでなく、体質(=身体の内側のバランスの乱れ)が原因と考えます。お子様の体質全体を「証(しょう)」として捉え、体内バランスを整えることでアレルギー症状の改善を目指します。
■「気・血・水(き・けつ・すい)」の乱れ
漢方医学では、人の身体は「気(き)・血(けつ)・水(すい)」という3つの要素によって成り立っていると考えます。これらがバランスよくつくられ、体内を巡り、不要なものがきちんと排出されることで健康が保たれます。
不快な症状や体調不良の原因は、主にこの「気・血・水」のバランスの乱れから起こることが多いです。どれかが不足したり、過剰になったり、巡りが滞ることで、さまざまな不快症状や体調不良が生じるとされています。
■ 気:生命活動の源となるエネルギーのこと。
身体を温めたり動かしたりする“見えない力”、まるでエンジンのような働きを持ち、免疫力や内臓の働き、精神の安定にも深く関わっています。
元気・やる気・気力といった言葉に含まれる「気」も、この概念を表しています。
■ 血:血液そのもの を指し、身体の隅々まで栄養や酸素を届ける働きを持つ、“生命の源” のような存在 です。
身体に栄養と潤いを与え、心身を養い、心を落ち着かせる役割も担っています。
■ 水:血液以外の体液(リンパ液・唾液・汗・尿・涙など)を指し、身体を潤す “みずみずしさ”の要素 です。
体内の水分バランスを保ち、関節をなめらかに動かし、臓器を適度に冷やす潤滑油のような役割を担っています。
この3つはお互いに影響し合っており、バランスが崩れることで、さまざまな不調や病気の原因になるとされています。

■五臓六腑の機能低下
東洋医学において「五臓六腑」は、からだと心のバランスを保つために重要な内臓の働きを指します。
◉「五臓(肝・心・脾・肺・腎)」は、体内の気・血・水を管理し、精神や免疫にも深く関わります。
◉「六腑(胆・胃・小腸・大腸・膀胱・三焦)」は、消化・吸収・排泄など、物質の流れや代謝に関与します。
これらの臓腑の機能が低下すると、免疫バランスが崩れたり、皮膚や粘膜のバリア機能が弱まり、アレルゲンへの反応が過敏になることで、アレルギー症状が現れやすくなります。
特に、肺(呼吸器・皮膚)、脾(消化器・免疫)、腎(成長・生命力)の機能がアレルギーと深く関わると考えられています。
■「冷え」や「熱」の偏り
身体が冷えすぎていたり、逆に熱を持ちすぎていたりといった体質の偏りは、アレルギー症状を悪化させる一因になると考えられます。
漢方薬は、その乱れたバランスを整え、お子様が本来持っている「治ろうとする力」を引き出すことで、アレルギー症状の軽減と根本からの体質改善を目指します。

■子供に処方される代表的な漢方薬5選と特徴
漢方薬は体質に合わせて処方されるため、同じ「アトピー性皮膚炎」や「鼻炎」、「花粉症」や「喘息」でも処方は変わります。お子様のアレルギー体質に用いられる漢方薬は多岐にわたりますが、ここでは特に代表的なものを5つご紹介します。

■症状・体質別の漢方選び
子どものアレルギーには、「肌のトラブル」「鼻の不調」「体質の弱さ」など、さまざまな要因が複雑に絡み合っています。漢方では、症状だけを一時的に抑えるのではなく、身体の内側から整えることを大切にしています。そのため、現在の症状だけでなく、体質・体力・冷えやすさ・疲れやすさなども総合的に判断して漢方薬を選ぶことがポイントです。
例えば…
このように、同じ「アレルギー症状」でも、体質によって適した漢方薬は異なります。だからこそ、お子様一人ひとりに合わせた “体質ベースの選び方” がとても重要です。なお、漢方薬は体質や症状によって選び方が大きく変わります。自己判断せず、必ず漢方に詳しい医師や薬剤師にご相談ください。
■実際の漢方での改善事例
♦事例1. 肌がカサカサ、夜もかゆくて眠れない: Aちゃん(8歳)
[ アトピー性皮膚炎+鼻炎症状 ]
◊主な症状
・肌が乾燥してかゆみが強く、特にひじ・ひざ裏のかゆみで夜中に目が覚める
・冬に悪化しやすい
・水っぽい鼻水とくしゃみが続く
・食欲はあるが、時々下痢をする
◊漢方からの見立て
・「血」と「水」のバランスの乱れ(乾燥+水様分泌物)
・「脾(胃腸)」の機能低下も関与
◊おすすめの漢方薬
・温清飲(うんせいいん):乾燥・炎症・かゆみに対応
・五苓散(ごれいさん):水っぽい鼻水・下痢の緩和に
・十全大補湯(じゅうぜんたいほとう):体力を補い、皮膚の修復力を高める
・荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう):炎症と肌トラブルの改善に
◊実際の改善事例
ひじ・ひざ裏のかゆみで夜中に起きていた8歳の女の子に、
十全大補湯を3ヶ月間服用+保湿ケアを行った結果、かゆみが軽減し夜間も眠れるように改善
♦事例2. 鼻づまり+咳が長引く: Bくん(6歳)
[ 慢性的な鼻づまり+咳の持続]
◊主な症状
・常に鼻づまりがあり、口呼吸になりがち
・夜になると咳が出て寝苦しそう
・鼻水は粘り気があり、黄色っぽいことも
・風邪をひくと長引きやすい
◊漢方からの見立て
・「熱」と「痰湿(たんしつ)」の停滞(余分な熱や老廃物が身体にたまっている状態)
・「肺」の機能低下による症状の持続が考えられる
◊おすすめの漢方薬
・荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう):鼻づまり・粘り気のある鼻水・炎症に対応
・生活アドバイス:冷たい飲食物を控え、身体を温める食事を心がけることで体質改善をサポート
◊実際の改善事例
鼻づまりと咳で夜間に熟睡できなかった6歳の男の子に、荊芥連翹湯を2週間服用+食事の見直しを行ったところ、夜の咳が軽減し、口呼吸も落ち着いて眠れるように改善。
♦事例3.すぐに風邪をひき、アレルギーも長引く: Cちゃん(8歳)
[風邪を繰り返し、皮膚炎も悪化する体質]
◊主な症状
・月に何度も風邪をひく
・風邪をひくたびに皮膚炎が悪化
・アレルギー症状(鼻炎・皮膚)も一度出ると長引く
・食が細く、疲れやすい印象
◊漢方からの見立て
・「気虚(ききょ)」=エネルギー・免疫力の低下
・外からの刺激に弱く、風邪やアレルギーを繰り返す
・根本的な体力不足・体質の弱さ(虚証)がベースにあると考えられる
◊おすすめの漢方薬
・補中益気湯(ほちゅうえっきとう):体力を補い、免疫力を高める処方。胃腸虚弱や慢性疲労にも◎
・十全大補湯(じゅうぜんたいほとう):より体力の回復を重視する場合に検討
◊実際の改善事例
5歳の男の子。風邪をひきやすく、皮膚炎やアレルギー症状が長引いていた。補中益気湯を数ヶ月服用したところ、風邪をひく回数が減り、皮膚状態も安定。体力も徐々についてきた。
■西洋薬との併用・切り替えで失敗しないコツ
〜アレルギー治療に漢方を取り入れる前に知っておきたいこと〜
子どものアレルギー治療では、漢方薬が「体質から整える」アプローチとして注目されています。ただし、いきなり西洋薬から切り替えるのではなく、段階的な併用と正しい知識が大切です。西洋薬と漢方薬は、それぞれ異なる視点で症状にアプローチします。お子様にとって最適な治療を見つけるためには、両者の特性を理解し、上手に組み合わせることが重要です。アレルギー治療は長期にわたることが多く、成長に伴って症状も変化します。漢方薬は、心と身体のバランスを整え、健やかな成長を支える力強い味方です。お子様に合った漢方を見つけて、アレルギーに負けない身体づくりを目指しましょう。
♦漢方薬を使う際の3つの基本ポイント
1.いきなり漢方薬だけにしない
現在の治療で症状が安定している場合は、まずは併用からスタート。西洋薬を急にやめるのは望ましくありません。
2.医師・薬剤師に相談しながら少しずつ
漢方薬も“薬”です。体質や服用中の薬との相性を必ずチェックしましょう。
3.最低3ヶ月~半年は続けるつもりで
漢方は体質改善を目指す“じんわり効く”薬。すぐに結果を求めず、根本から整えることがゴールです。
♦併用・切り替えのコツ
1.必ず専門家に相談を
医師や薬剤師に服用中の薬との飲み合わせを確認。
2.急性期は西洋薬でコントロール
強いかゆみや喘息発作など、急な症状はまず抑えることが優先です。
3.症状が落ち着いたら漢方薬で体質改善へ
西洋薬+漢方薬を併用し、状態が安定してきたら徐々に漢方中心へ。うまくいけば、西洋薬の量を減らせる可能性も◎
4.効果や体調の変化を観察する
お子様の症状の変化、体調、副作用などは細かく記録し、医師や薬剤師と共有しましょう。
♦切り替え時に気をつけたいこと
・自己判断での中止はNG:西洋薬は必ず医師の指示のもとで徐々に減らしましょう。
・漢方の効果をじっくり待つ:効果が出るまで数週間〜数ヶ月かかることもあります。
・体質改善のサインに注目:アレルギー症状だけでなく、
「風邪をひきにくくなった」「肌の調子が良くなった」など、全身的な変化にも注目を。
・定期的な受診を続ける:切り替え途中も定期的に医師の診察を受けて状態を確認しましょう。
■ 自宅でできる赤玉漢方薬局のセルフケアと食養生
~アレルギーに負けない身体づくりの基本~
お子様のアレルギー体質を改善するには、漢方薬だけでなく、毎日の生活習慣や食事の見直しも大切です。赤玉漢方薬局では、「脾(胃腸)」「肺(呼吸・皮膚)」「腎(成長・体力)」の3つを整えることを軸に、おうちでできる簡単なケアをご紹介しています。
1.脾(ひ)= 胃腸と免疫をサポート
弱った脾は、アレルギーや体調不良の原因に。
◊食事のポイント
・冷たい飲み物・生野菜は控えめにし、温かくて消化に良い食事を
・「気」を補う:ごはん、山芋、かぼちゃ、鶏肉、小豆など
・「湿」をためない:甘い物・揚げ物・乳製品・小麦製品は控えめに
・季節の食材を取り入れ、よく噛んでゆっくり食べる
2. 肺(はい)= 鼻・皮膚・呼吸の健康に関わる
肺が弱ると、鼻炎・咳・肌トラブルが起きやすくなります。
◊セルフケアのポイント
・白湯をこまめに飲む
・朝の散歩や深呼吸でリラックス&肺機能UP
・保湿と清潔で皮膚を守る(綿素材の衣類・入浴後すぐの保湿)
・部屋の換気・掃除・加湿を忘れずに
3. 腎(じん)= 成長・体力・抵抗力のベース
腎が弱いと、疲れやすく風邪もひきやすくなります。
◊生活習慣のポイント
・早寝早起きで十分な睡眠を
・ストレスをためない:会話・遊び・安心できる時間を大切に
・身体を冷やさない:特に足元・お腹・首元に注意(夏でも冷やしすぎ注意)
4. 3本柱で「体質改善」を目指そう

☑ 赤玉漢方薬局からのアドバイス
・できることから少しずつ始めてみましょう。
・お子様の変化をよく観察し、記録してみるのもおすすめ。
・わからないことは専門家に相談を!一人で抱え込まずご相談ください。
毎日のちょっとした習慣が、アレルギーに負けない元気な身体づくりにつながります。お子様と一緒に、無理なく・楽しく取り組んでいきましょう。
■よくある質問(FAQ)
Q1. 子どもでも漢方薬は飲めますか?
A. はい、飲めます。
漢方薬は自然由来の成分から作られており、生後6か月頃から処方可能なものもあります。甘味のある処方も多く、お湯に溶かしたり、ゼリーに混ぜたりして飲みやすくできます。ただし、体重・体質に合わせた用量の調整が必要なため、専門家にご相談ください。
Q2. エキス顆粒が苦いときの飲ませ方は?
A. 工夫次第でかなり飲みやすくなります。
♦飲ませ方の工夫例
・少量の水で練って“だんご状”にして一気に飲む
・りんごジュースや乳酸菌飲料(ヤクルト等)に混ぜる
・ハチミツ・ジャムなどに包む(1歳未満の乳児にはNG)
・ゼリーに混ぜる(「服薬ゼリー」や寒天など)
・アイスクリームやヨーグルトに混ぜる
特に「小青竜湯」など苦味がある処方は、甘味で包むと飲みやすくなります。
Q3. 効果が出るまでどれくらいかかりますか?
A. 症状や体質によって異なります。目安としては以下の通りです。

※急性症状には即効性が期待されますが、体質改善は時間をかけてじっくり取り組む必要があります。
Q4. どれくらいの期間、飲み続ける必要がありますか?
A. 目安は3ヶ月〜半年程度が多いです。
体質や症状の強さによって前後するため、定期的な体調チェックや処方の見直しが重要です。
Q5. 市販の漢方薬と病院・薬局で処方される漢方薬の違いは?
A. 以下のような違いがあります。

※特にお子様には「合っているかどうか」が非常に大切です。市販薬で合わなかった方も、専門家のアドバイスで改善する例が多くあります。
Q6. 副作用はありますか?
A. 基本的に副作用は少ないとされています。
体質に合わない場合には下痢や発疹、眠気などの反応が出ることもあります。市販薬も含め、初めて服用する際は特に注意して様子を見ましょう。
Q7. 長期服用しても依存性はありませんか?
A. 依存性はほとんどありません。
漢方薬は身体を本来の状態に整えるもので、長期使用によって薬に「頼りきる」身体にはなりません。ただし、以下の点に注意が必要です
・症状が改善したら量を減らす・処方を見直す
・成長や季節の変化に応じて体質も変わるため、定期的に体質チェックを行う
「うちの子、ずっと薬を飲んでて本当に大丈夫?」「この先もアレルギーとつきあっていくしかないのかな…」
そんな不安を抱えるお母さまに、漢方薬は “身体の根本から整える” という選択肢を提供してくれます。
赤玉漢方薬局では、お子様一人ひとりの体質に合わせて、やさしく、無理のない漢方のご提案を行っています。お気軽にご相談くださいね。
● 赤玉漢方薬局
IERU by AKADAMA HEARBAL MEDICINE LAB.
● IERU HOLISTIC SALON
[Access] 〒544-0001 大阪市生野区新今里4-9-23
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