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肌荒れ・ニキビ・乾燥・シミ・湿疹に悩む方へ|漢方で整える肌トラブルと体質改善

2025.10.06

肌トラブルと漢方の関係 ~東洋医学の視点から~

「肌荒れ」「ニキビ」「乾燥」「シミ」「湿疹」などの肌トラブルは、表面だけを治療すればよいわけではありません。東洋医学(漢方)では、肌は体内の状態を映す鏡と捉え、「気(き)・血(けつ)・水(すい)」のバランスや「五臓(肝・心・脾・肺・腎)」の働きが乱れることで、肌に不調が現れると考えます。

また、赤玉漢方薬局が展開する IERU(イエル) ブランドは、漢方発想の「セルフ・ヒーリング」をテーマに、女性のからだと肌を内外双方から整えるプロダクトをそろえています。IERU は肌ケアを通じて、漢方的に “癒える・かなえる・輝ける” を目指すアプローチを提供しています。
IERU by AKADAMA HERBAL MEDICINE LAB. について

以下、東洋医学の理論をもとに、肌トラブルと漢方の関係を詳しく見ていきます。

◆ 漢方による肌へのアプローチ

漢方では、肌トラブルを「表面の問題」だけでなく、身体の内側の不調や体質の偏りのサインとして捉えます。
  「気(き)・血(けつ)・水(すい)」のバランスを整えることで、肌本来の回復力を引き出すのが基本的な考え方です。

◉「気(き)・血(けつ)・水(すい)」の調整
肌に栄養と潤いを運ぶには、気(エネルギー)が動き、血(栄養素・酸素)が巡り、水分代謝が整わなければなりません。
たとえば、気虚(気の不足)では肌のハリや抵抗力が落ち、血虚(血の不足)では乾燥・くすみが出やすくなります。

五臓の働きと皮膚

肝(かん):気血の巡りをコントロールする臓。気の流れが滞る(気滞)と、赤み・腫れ・痒み・しこり(吹き出物)などを引き起こす。
心(しん):血流と精神活動を司る臓。血の巡りが悪くなると顔色がくすみ、ストレスや緊張によって血行が乱れると、肌荒れ・吹き出物・赤ら顔の原因となる。心が安定していることは、表情や肌ツヤの美しさにもつながる。
脾(ひ):飲食物から「気・血・水」を生み出す中心的な臓。脾の働きが弱ると、栄養が肌まで届きにくくなり、くすみ・乾燥・肌荒れが起こりやすくなる。
肺(はい):皮膚と「表裏」の関係にある臓で、防御力や潤いの維持に関わる。肺が弱ると乾燥・かゆみ・肌のバリア機能低下が起こりやすい。
腎(じん):生命力や再生力を司る臓。加齢や疲労とともに機能が低下すると、肌のハリ・潤い・回復力が衰えやすくなる。

◆ 肌は内臓や体質のバロメーター

漢方では「皮膚は肺と表裏の関係」とされ、呼吸器や免疫系と直結しています。また、脾(胃腸)が弱れば栄養が肌に届かず、腎が弱れば成長や代謝が低下して肌の再生力が落ちます。つまり肌は、内臓・免疫・代謝の状態を映し出す“鏡”です。「最近ニキビが増えた」「湿疹が長引く」といった肌トラブルは、身体の中からのサインとも言えます。

漢方の視点では、肌は内臓や体質を映す“鏡”です。
・胃腸が弱る → 吹き出物・湿疹
・血の巡りが悪い → シミ・くすみ
・水分代謝の乱れ → むくみ・乾燥
  といったように、内側の不調が肌に現れやすいと考えます。

漢方医学では、肌は「内臓の状態」や「体質のバランス」がそのまま表れる場所と考えます。

東洋医学の基本である「気(エネルギー)・血(栄養)・水(体液)」の乱れ、あるいは「五臓(肝・心・脾・肺・腎)」の機能低下が、さまざまな肌トラブルにつながります。

たとえば、
・血が不足すれば乾燥やかゆみ
・気の滞りは赤みやニキビ
・水の巡りが悪いとむくみや湿疹
というように、肌症状と体内バランスは密接につながっています。

◆ 東洋医学的な肌トラブルの原因

◎ 気の乱れ
・気虚(不足):肌のハリ低下、たるみ、乾燥
・気滞(巡りの停滞):ストレスで赤みやニキビ、吹き出物

◎ 血の乱れ
・血虚(不足):乾燥肌、くすみ、髪や爪も弱い
・瘀血(巡りの停滞):シミ、色素沈着、目の下のクマ

◎ 水の乱れ
水滞(余分な水分の停滞):むくみ、湿疹、じゅくじゅくタイプの皮膚炎
陰虚(水分不足):ほてり・赤みを伴う乾燥肌

◆ 症状別にみる漢方的な捉え方と代表処方

IERU は、肌そのものをケアするスキンケアラインのほか、ハーブティー・入浴剤・オイルなど多角的なアイテムを展開しており、内外のケアを意識した漢方発想のプロダクトを提供しています。

IERU by AKADAMA HERBAL MEDICINE LAB. について

◆ スキンケアと漢方の併用方法
・基本は保湿と清潔:刺激の少ない石けんや洗浄料を使用し、入浴後すぐに保湿。
・漢方で内側から整える:体質に合わせて処方し、肌の再生力を高める。
・「外から+内から」の両面ケア:一時的に症状を抑えるだけでなく、再発予防にもつながる。

  1. 外用ケア(スキンケア)を丁寧に
      低刺激・バリア補強系の洗顔や保湿剤を使いながら、漢方的に整えた肌環境を守る。
  2. IERU プロダクトで補助
      IERU の和漢植物配合スキンケアやハーブティー、入浴剤を、体調や肌状態に応じて取り入れる。
      例:湿疹傾向なら鎮静系のスキンケアを、乾燥傾向なら保水系ラインを使用
  3. 内服漢方と併用
      体質に合う内服漢方と、IERU 外用ケア(スキンケア・入浴剤など)を組み合わせて「内外から整える」体制にする。

このように、IERU は「日常使いしやすい形で漢方発想を届けるブランド」として、漢方的スキンケアの橋渡し役を担っています。akadama.net

◆ 生活習慣との組み合わせ  生活養生(睡眠・食事・運動)との統合

睡眠
・夜更かしは血を消耗し、肌の修復が追いつかなくなる。
・22時~2時は「肌のゴールデンタイム」。早めの就寝を心がける。

食事
・控えるべきもの:甘い物・油っこい物・乳製品・アルコール → 湿や熱を生じやすい。
・摂りたいもの:旬の野菜、発酵食品、雑穀、海藻 → 脾胃を養い、水分代謝を整える。

ストレス・運動
・ストレスは気滞を招き、吹き出物や湿疹を悪化させる。
・軽い運動・深呼吸・趣味で気分転換を。

◆ 外用薬との併用に注意
・ステロイド・保湿剤を使っている方は、自己判断で中止せず医師の指導を受けること。
・外用薬で症状を抑えつつ、漢方で根本改善を図るケースも多い。
・「外用薬を減らしたい」と考えても、必ず専門家のもとで段階的に進めることが大切。

◆ 専門家に相談すべきケース
・湿疹やかゆみが長引き、日常生活に支障がある場合
・子どもや妊娠中の方の肌トラブル
市販薬やスキンケアで改善しない場合
・外用薬の使用を減らしたい・切り替えたい場合
・体質に合う漢方を知りたい場合

◆ まとめ

漢方の考え方では、肌トラブルは「体質や内臓のバランスの乱れ」を示すサインです。
漢方薬で内側を整え、スキンケア・生活習慣を組み合わせることで、症状の改善と体質改善の両方を目指せます。

気になる肌トラブルがあるときは、自己判断せず、専門家に相談するのが安心です。

カテゴリー お悩みと漢方薬
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