【秋の食養生 (椎茸、クミン、クローブ)】
2024.09.30
稲が実り、作物が最も豊かになる秋は、「食欲の秋」と言われています。
食欲が出てつい食べ過ぎてしまう方も多いのではないでしょうか。
◇まずついつい食べ過ぎてしまった方へ「胃もたれを防ぐ食養生」を3つご紹介します。
①椎茸
漢方食材として知られている干し椎茸。
甘味・平性の椎茸は、食べ過ぎなどによる弱まった胃の気を補益してくれるおすすめの食材です。
バター醤油やニンニク醤油で炒めたりして、簡単に胃に優しい料理が出来上がります。
また、食物繊維が多く含まれているため、便秘を解消し、腸をキレイにしてくれるダイエットに嬉しい食材でもありますね。
②クミン
インドカレーの主役級のクミンには、胃腸の蠕動運動や消化吸収を促進する効果があります。
独特な芳香と苦味・辛味を持つクミンを使うことで、香り高い料理に仕上がり、
また肉料理だけではなく、椎茸との相性も良く、塩やクミンパウダーと混ぜた椎茸を油で焼くだけで
風味豊かな一品が完成です。
③クローブ
辛味・温性のクローブは、胃の消化吸収を整える作用があり、胃腸薬などの原料でもあります。
甘く濃厚な香りとしびれるような刺激的な風味を持っているため、お肉の臭み消しに効果的なので
肉料理の調理にはよく使われています。
グリルや炒め物の他に、煮込み料理に特におすすめです。
◇またとくに椎茸含むきのこ類をクローズアップすると
きのこ類は糖質の代謝を促します。
椎茸やまいたけ、えのき、しめじなどのきのこ類は
食物繊維が豊富で、食後血糖値の上昇を緩やかにしたり
便秘を予防したりする働きも期待されています。
ダイエット中は食事制限によって栄養バランスの偏りが生じやすいため
キノコを積極的に取り入れるのがおススメです。
◇オススメレシピ
きのこのホイル焼き
- お好みのきのこを食べやすいい大きさに。
- バターとともにアルミホイルに包み、オーブントースターで加熱。
- 火が通ったら、レモン、ポン酢などお好みで。
きのこは食事の最初にとると効果を発揮しやすいそうです。
是非毎日の食事に取り入れてみてください。
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