女性のお悩み
産前・産後(つわり) 漢方薬
崩れてしまったホルモンバランスを整え、ひとつずつ不快な症状を改善していきます。
妊娠中のトラブル、産後のトラブルには漢方薬を!!
産前(妊娠中)の不調
妊娠期間中は、様々なトラブルに見舞われがちです。
初期の代表的な症状と言えば、つわり(妊娠悪阻:にんしんおそ)で、
吐き気や嘔吐、むかつき、食欲不振などがあります。
妊娠4~6週位から始まり、12~16週位に収まってきます。
つわりの他に、貧血や便秘、腰痛、痔、頻尿などの問題が
出てくることもあります。
さらに妊娠後期になると、妊娠中毒症や切迫早産の心配も
あります。
精神的な負担などにより、 自律神経の乱れが
起きることなどが原因と考えられています。
産後(出産後)の不調
妊娠・出産と大きな仕事を終えた女性のカラダは、極度の消耗状態にあり、体力が回復しないと様々なトラブルに結びつきます。
産後のトラブルの代表的な症状として、子宮や産道の傷口から細菌が侵入して起きる「産褥熱(さんじょくねつ)」、
足などに血の塊りができ、それが足や肺の静脈に流れて詰まってしまう「血栓症(けっせんしょう)」、産後うつ状態になる「マタニティーブルー」などがあります。
また、痔や便秘、腰痛、尿漏れ、脱毛などに悩まされることもあります。
また、精神的な疲れや育児に対する不安なども原因と考えられています。
漢方ではどのように考えられているの?
「気・血・水」のバランスの
崩れによるものと考えられています。
産前(妊娠中)・産後(出産後)は、使えない西洋薬が多いことから漢方薬治療を行うことが少なくありません。
漢方の考えでは、人のカラダは「気・血・水」の3つで
構成されていると考えられています。
この3つは、お互いに影響しあっていて、「気・血・水」の
バランスが取れている状態が心身共に健康であり、これが
崩れることにより、様々な不快な症状が現れてきます。
それは、産前(妊娠中)・産後(出産後)の様々なトラブルにもあてはまります。
産前(妊娠中)、産後(出産後)は、ホルモンバランスの
影響でこの「気・血・水」がとても崩れやすい状態です。
・産前(妊娠中)は、「気・血・水」のバランスの中でも、体内に入った水分処理がうまくできないため、水分代謝が
悪くなっている状態の「水毒(すいどく)」が生じやすいと考えられています。
カラダを温める作用のある漢方薬を服用
することで、体内の水分代謝がよくなり、その上、
妊娠中毒症の予防にもなります。また、温かい体内環境は、元気な赤ちゃんを育てることにも繋がります。
・産後(出産後)は、出産を終え体力の消耗や精神的な疲れなどから、「気・血・水」のバランスが崩れてしまっています。まずは気を補う漢方薬をはじめ、ご自身の状態にピッタリと合った漢方薬を服用することが大切です。
精神的なものと考えて我慢し続けると、かえって状態が悪化します。
なるべく早い時期から漢方薬を用いるのがよいでしょう。
産前(妊娠中)、産後(出産後)は、ストレスを溜めないで、バランスの取れた食事をする。
そしてカラダを冷やさないことを心がけましょう。
1番多くあてはまる症状の漢方薬をお選びください。
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元気がない 疲れやすい 食欲不振である |
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