女性のお悩み
月経不順(生理不順) 漢方薬
様々な要因からくる生理不順。まず根本的な原因を探り、体質や症状、
生活習慣などから、お1人おひとりに合った漢方薬治療を行うことで、カラダのバランスを整え、
正常な生理周期に戻るよう体質そのものを改善していきます。
どんな症状?
生理周期・日数・経血量が正常範囲を外れていることを、
生理不順と言います。正常な生理周期は25~38日で、毎月の生理日数のズレが6日以内なら正常です。
生理期間は一般的に3~7日程度と考えられています。
これらから多少ズレるくらいなら心配ありませんが、生理が
2ヵ月以上こなかったり、2~3週間でくる、いつまでも
ダラダラ続く、さらに、経血量が極端に少なかったり多すぎ
たりしたら、一度婦人科を受診したほうがいいでしょう。
①精神的不安やストレス
②環境の変化
③体重の急激な変化
④ホルモンの分泌異常
⑤子宮や卵巣の病気
漢方ではどのように考えられているの?
「気・血・水」のバランスの
崩れによるものと考えられています。
西洋医学の治療では、不足したホルモンを補って人為的に生理周期を作り出します。
上手くいけば元の周期に戻る場合もありますが、使用をやめると直ぐに生理が乱れたりする場合もあります。
また、ホルモン剤を使用すると、副作用が問題となってきます。人によっては胃腸障害(胃腸の炎症や潰瘍)を起こすこともあるので注意が必要です。
漢方の考えでは、人のカラダは「気・血・水」の3つで
構成されていると考えられています。
この3つは、お互いに影響しあっていて、「気・血・水」のバランスが取れている状態が心身共に健康であり、これが
崩れることにより、様々な不快な症状が現れてきます。
それは、生理不順にもあてはまります。
「気・血・水」のバランスの中でも、冷え、ストレス、
過労、食事などが原因で、血の巡りが悪くなっている状態の「瘀血(おけつ)」が生理不順の一因とされています。
最近では、過労や睡眠不足、食生活の乱れ、無理なダイエットなどが原因で、気が不足した状態の「気虚
(ききょ)」、精神的なストレスや不規則な生活・食事などが原因で、気の巡りが悪くなっている状態の「気滞(きたい)」が最初にあり、その気の異常が瘀血を引き起こし、生理不順を招くというケースが多くなって
います。
漢方薬治療では、まず「気」と「血」の巡りをよくする薬を用います。
同じ生理不順であっても、効果のある漢方薬は人によって異なるので、ご自身に合った漢方薬を選ぶことが
大切です。
しっかりと睡眠や休養を摂る、ゆったりと食事をするなど、心身のケアをすることが大切!
無理なダイエットやストレス、過労は避けましょう。
また、冷えも大きな原因のひとつです。適度な運動や、カラダを温める作用のある食材を摂ることを
心がけましょう。
・カラダを締め付けて血行を悪くさせるような下着や洋服を避け、薄着をしない。
・適度な運動でエネルギー& 血流アップ!
・よく眠り、規則正しい生活をする。
・ストレスを溜め込まないで、その日のうちにリセット!
・お風呂では、38~40℃のぬるめのお湯にゆっくり浸かってカラダを温める。
・温かいものやカラダを温める食べ物を摂る。
1番多くあてはまる症状の漢方薬をお選びください。
今までどんなお薬をお飲みになっても
ご自身の体質や症状にピッタリと合った お悩みの症状の原因を根本的に |
経験豊富な女性薬剤師があなたに |
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疲れやすい 頭重を起こしやすい(頭が重苦しいこと) めまいを起こしやすい 肩がこりやすい むくみやすい 冷え性である |
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体力があまりない 冷えやすい 皮膚が乾燥しやすい |
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血の巡りが悪い シミやクマ、アザができやすい 肩がこりやすい イライラしやすい 生理痛など、女性特有のお悩みがある |
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シミやクマ、アザができやすい 頭重を起こしやすい(頭が重苦しいこと) 肩がこりやすい 下半身は冷えるが顔はほてる |
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